- 最後の直線
- コーナー
- 向正面・スタンド前
- スタート(矢印は進む向き)
- ゴール
他のコースとくらべる (芝の直線 全13コース中 2番目)
長い直線の印象とは別に、入り口が忙しい。 2400mのようにスタンド前の直線を走ってから1コーナーへ、という形ではない。
特徴を3行で
| 形 | 右外のポケットから発走 → 2コーナー → 向正面 → 3・4コーナー → 直線525.9m |
| 起伏 | 高低差2.7m。直線の残り460m〜300mに上り坂 |
| 一周 | 2083.1m(Aコース)。2000mは1周に満たない |
1周に満たない距離
芝の一周は2083.1mです。2000mはこれをわずかに下回るため、コースを1周はしません。発走地点はコースの外に張り出したポケットにあり、そこから本線に合流します。
2400mのようにスタンド前の直線を走ってから1コーナーへ向かう形ではありません。 ポケットから本線に入る位置の関係で、序盤に置かれる余地が小さくなります。
回るコーナーは2・3・4の3つです。JRA公式の高低断面図は、2コーナーが残り約1,740m地点から始まると示しています。
⚠️ ここから「発走の何m先に2コーナーがあるか」を引き算で出すことはできません。発走地点は走路の外のポケットにあって本線とは別の道のりを走るので、本線の目盛りに当てても実際の距離にはならないためです。言えるのは**「合流してすぐ2コーナーを迎える」**までです。
枠順の意味が変わる
序盤にコーナーが来るということは、内の馬はロスなく回れて、外の馬は押し出されるということです。東京は直線525.9mという長さがあるので、「直線が長いから枠順は関係ない」と言われがちですが、この距離に限っては序盤の並びが後の位置取りを縛ります。
もっとも、直線でやり直せる余地が大きいのも事実です。序盤の不利がそのまま結果になるかというと、そこまで単純ではありません。
直線の坂
JRA公式は、東京の直線には残り460m地点から300m地点にかけて上り坂があり、その高低差は2mに及ぶと紹介しています。中山や阪神にくらべると勾配自体はなだらかですが、上り切った後もまだ300m残っているという構成が独特です。
坂の途中で先頭に立った馬が、そこから300mを持たせられるか。中距離のGⅠでよく見る攻防は、この地形から生まれています。
同じ東京の他コースとの違い
- 芝2400m … 正面スタンド前から発走して1周する形。序盤に直線がある
- 芝1800m … 同じポケットで発走位置が200m先。回るコーナーは同じ3つですが、合流してすぐ2コーナーを迎えます
- ダート2100m … 直線501.6m。1周を超える距離で、砂のパワーが要ります
このコースで行われる主なレース
- GⅠ天皇賞(秋)