【エルムステークス 2026 予想】8/8(土) 本命◎ウェイワードアクト|札幌ダート1700mのGⅢ
エルムステークス2026(GⅢ・札幌ダート1700m)の予想。前走のオープンを1番人気で勝ったウェイワードアクト、直近4走がすべてGⅠ級のナチュラルライズ、直近4走すべて4着以内のヴァルツァーシャルに注目。直近3年は3年とも3着が10番人気という一戦を、登録14頭の実データで解説します。
札幌 ダ1700mのかたち
- 最後の直線
- コーナー
- 向正面・スタンド前
- スタート(矢印は進む向き)
- ゴール
エルムステークスの注目ポイント
直近3年は3年とも1着が5番人気以下、そして3年とも3着が10番人気。上位を人気サイドで固めると取りこぼしやすい重賞です。
エルムステークス(GⅢ)、札幌・ダート1700m。夏の北海道シリーズを代表するダート重賞です。負担重量は別定で、最も重いナチュラルライズの59.0kgから、3歳オンザムービーの54.0kgまで5kgの幅があります。
登録は14頭。前走が重賞だった馬が5頭、オープンが7頭と、格の揃ったメンバーです。
注目馬ピックアップ
ウェイワードアクト
買い材料
- 前走のマリーンステークス(オープン・ダート1700m)を1番人気に応えて1着。今回と同じダート1700mでの勝利です
- 4走前の霜月ステークス(オープン・ダート1400m)も1番人気で1着。直近4走で2勝を挙げています
- 2走前には交流重賞のかきつばた記念(ダート1500m)で2番人気2着。重賞でも足りています
- 父Maclean’s Music。米国のダート血統です
不安材料
- 3走前の根岸ステークス(GⅢ・ダート1400m)は3番人気で7着。中央の重賞では結果が出ていません
- 距離は1400m〜1700mが中心。今回と同じ1700mとはいえ、経験は多くありません
ナチュラルライズ
買い材料
- 直近4走はすべてGⅠ級のレース(帝王賞・かしわ記念・フェブラリーステークス・東京大賞典)。相手の格は今回のメンバーで最上位です
- 4歳でこの路線を使われており、経験値がそのまま武器になります
- 父キズナ。鞍上は横山武騎手
不安材料
- 斤量59.0kgは登録14頭で最も重い設定。直線の短い札幌ダートで、この重量は軽くありません
- 直近4走の着順は8着・8着・7着・11着。格上のレースとはいえ、掲示板にも届いていません
ヴァルツァーシャル
買い材料
- 直近4走はすべて4着以内で、うち2着が3回。崩れ方が極端に小さい馬です
- 前走の平安ステークス(GⅢ・ダート1900m)は8番人気で2着。人気薄で重賞2着に来ています
- 4走前の師走ステークス(リステッド・ダート1800m)でも4番人気2着
- 父マクフィ
不安材料
- 直近4走で勝ち星がありません。2着3回は裏を返せば勝ち切れていないということです
- 7歳。近走は1800m〜1900mが中心で、1700mへの短縮がどう出るかは読めません
レースの構図
前走のマリーンステークス(オープン・ダート1700m)を使われた馬が5頭います。その5頭の着順は1着・2着・3着・6着・9着で、ウェイワードアクト、レヴォントゥレット、ヒルノハンブルクが上位3頭を占めました。今回と同じダート1700mでの直接対決だったため、この着順は重い材料になります。
一方で、GⅠ級を使われてきたナチュラルライズとルクソールカフェ、重賞で2着があるヴァルツァーシャルとアクションプランは、相手の格という面で上位です。「格上のレースで着順を落としてきた組」と「格下のレースで結果を出してきた組」のどちらを取るかが、この重賞の入口になります。
ローテーション分析
前走のクラス(登録14頭)
| 前走のクラス | 頭数 |
|---|---|
| オープン | 7頭 |
| 重賞 | 5頭 |
| リステッド | 1頭 |
| 1勝クラス | 1頭 |
前走がオープンだった馬が7頭で最多。重賞組が5頭で、この12頭が中心になります。
前走の距離(登録14頭)
| 前走の距離 | 頭数 |
|---|---|
| ダート1700m | 6頭 |
| ダート1600m | 2頭 |
| ダート1900m | 2頭 |
| ダート1800m | 1頭 |
| ダート2000m | 1頭 |
| 芝1600m | 1頭 |
| 芝1200m | 1頭 |
前走も今回と同じダート1700mだった馬が6頭。一方で前走が芝だった馬も2頭おり、臨戦過程の幅は広めです。
傾向から見る適正
札幌のダート1700mは直線が短く、後方から一気に差す形は決まりにくい条件です。加えて砂が深めで時計がかかりやすく、パワーとスタミナが問われます。
登録14頭のうち6頭が前走も同じダート1700mを使われており、この組は条件への対応がはっきりしています。逆に、GⅠ級のマイル戦や芝を使われてきた馬は、条件替わりをどう評価するかで判断が分かれます。
過去データ・傾向が示す勝ち馬の条件
近3年の決着人気
| 年 | 決着人気 |
|---|---|
| 2025年 | 5→1→10 |
| 2024年 | 5→1→10 |
| 2023年 | 6→4→10 |
※ 左から1着→2着→3着の人気です。3年とも1着は5番人気以下、3着は3年とも10番人気でした。2着は直近2年(2024・2025年)がいずれも1番人気です。いずれも3年ぶんの記録であって、今年も同じとは限りません。
1着と3着で人気薄が来て、2着に人気馬が入るという形が3年続いています。上位人気だけで組み立てると取りこぼす一方、人気馬を完全に切るのも危険という決着です。
コース攻略メモ
札幌のダート1700mは右回りで、最後の直線は約264mと短めです。1周コースを大きく使う形で、スタートから最初のコーナーまでに距離があります。直線が短いぶん後方待機からの一手では届きにくく、道中の位置取りが結果を左右します。加えて砂が深く時計がかかりやすいので、パワーとスタミナも要ります。
血統コラム
| 種牡馬 | 特徴 |
|---|---|
| Maclean’s Music | 米国のダート血統。短めの距離でスピード |
| ヘニーヒューズ | ダートの王道血統。パワー型 |
| ナダル | 米国のダート血統。スピードの持続力 |
| ドレフォン | ダートの短中距離。パワーを伝える |
| コパノリッキー | ダートの中距離で長く脚を使う |
騎手
| 騎手 | 備考 |
|---|---|
| 横山武 | ナチュラルライズに騎乗 |
| 松山 | テーオーパスワードに騎乗 |
| 岩田望 | ルクソールカフェに騎乗 |
| 北村友 | レヴォントゥレットに騎乗 |
| 池添 | ヒルノハンブルクに騎乗 |
※ 騎手はいずれも想定段階で、枠順確定までに変わる可能性があります。登録14頭のうち2頭は騎手が未定です。
穴馬候補
アクションプラン
前走の平安ステークス(GⅢ・ダート1900m)は6番人気で14着と大敗しました。ただし2走前のマーチステークス(GⅢ・ダート1800m)では5番人気2着、3走前の総武ステークス(オープン・ダート1800m)でも4番人気2着。重賞とオープンで連続して2着に来ていた馬です。前走の大敗で人気を落とすなら、拾っておく価値があります。父リオンディーズ。
ペリエール
前走のオアシスステークス(リステッド・ダート1600m)で3番人気4着。それ以前の3走はGⅠ2戦を含めていずれも10着と苦しい内容でしたが、相手が一段下がる今回は立場が変わります。父ヘニーヒューズはダートの王道血統で、砂が深く時計のかかる札幌の条件はむしろ味方します。斤量58.0kgは重めですが、人気を落とすなら妙味のある一頭です。
展開シナリオ
前走のマリーンステークス組が5頭いる構成で、そこに重賞を使われてきた馬が絡みます。札幌のダート1700mは最初のコーナーまでに距離があるため、無理な先行争いにはなりにくい形。平均かやや落ち着いた流れを想定します。
直線が短いため、道中で好位を取れているかが勝負どころです。砂が深く時計がかかるコースなので、前半で脚を使いすぎると直線で失速します。位置を取りつつ最後まで我慢できるかが分かれ目になります。
直前予想に向けて
枠順が確定したら、次の3点を確認して最終的な印と買い目を決めます。
- 59.0kgと54.0kgで5kgの幅がある斤量差をどこまで重く見るか
- 前に行く馬が誰になるか。直線が短いコースで、前が止まらない流れなら差し馬は苦しくなります
- 前走のマリーンステークス組5頭の着順を、そのまま信用してよいか
次走へ
エルムステークスで結果を出した馬は、秋のダート重賞路線に向かいます。夏の北海道で一戦を使って上向く馬もいるため、着順だけでなく、直線でどんな脚を使ったかも見ておきたい一戦です。
コース札幌 ダ1700mの見方直線・一周・発走地点