【札幌2歳ステークス 2026 予想】9/5(土) 本命◎ノヴァヴェローチェ|新馬勝ちの5頭、洋芝1800mで序列を決める
札幌2歳ステークス2026の予想。札幌・芝1800mの2歳重賞で、登録12頭。新馬・未勝利を勝ち上がった5頭のうち、本命は同じ芝1800mの新馬戦を先行して押し切ったノヴァヴェローチェ。対抗は1番人気に応えて新馬を勝ったショウナンガレオン。当該コースのコスモス賞3着があるコスモハナミズキをどう見るか。展開シナリオ・穴馬候補・◎○▲△☆の印まで公開します。
札幌 芝1800mのかたち
- 最後の直線
- コーナー
- 向正面・スタンド前
- スタート(矢印は進む向き)
- ゴール
札幌2歳ステークスの注目ポイント
近3年の勝ち馬はすべて3番人気以内。人気薄が2着・3着に飛び込む年はあっても、勝ち切るのは上位人気。キャリア1〜3戦の2歳馬が、どこまで序列どおりに走るかを試すレースです。
札幌2歳ステークス(GⅢ)、札幌・芝1800m。2歳馬齢戦で全馬が55.0kg。登録12頭(出走頭数は枠順確定後に確定)。登録馬のうち勝ち上がっているのは5頭で、残る7頭は未勝利のまま重賞に登録しています。
注目馬ピックアップ
ノヴァヴェローチェ
買い材料
- 新馬戦(芝1800m)を3番人気で1着。今回と同じ距離で勝ち上がっている
- 1コーナーを2番手で通過して押し切った先行型。登録12頭のうち前に行けるのは2頭だけで、隊列の利がある
不安材料
- キャリア1戦。相手が強くなったときの対応は未知数
ショウナンガレオン
買い材料
- 新馬戦(芝1800m)を1番人気に応えて1着。支持どおりに走った
- 少頭数の新馬戦で3番手から抜け出しており、器用に位置を取れる
不安材料
- キャリア1戦で、5頭立ての新馬戦しか経験がない。多頭数で揉まれたときの走りは未知数
コスモハナミズキ
買い材料
- 前走のコスモス賞(オープン・札幌芝1800m)で3着。当該コース・当該距離のオープンで馬券圏内という、登録馬で唯一の実績
- 2走前の未勝利(芝1800m)を1着。キャリア3戦で、新馬勝ち直後の組より1戦多い経験を積んでいる
不安材料
- 直近2走は1コーナーを先頭で通過しているが、新馬戦では6番手と行き切れなかった。ハナを取れるかどうかで着順が振れる
レースの構図 — 新馬勝ち5頭の序列を、洋芝の1800mで決める
このレースは新馬・未勝利を勝ち上がった5頭の序列争いだ。ノヴァヴェローチェとショウナンガレオンとテンカタイヘイは、いずれも芝1800mの新馬戦を勝ってここへ来た。デザートスピリットは未勝利を芝1500mで勝ち、コスモハナミズキは未勝利を勝ったあとオープンのコスモス賞で3着。同じ「1勝馬」でも、勝ち方と相手が違う。
構図をもう一つ分けるのが脚質。逃げのコスモハナミズキと先行のノヴァヴェローチェ以外は、10頭が差し・追込。前に行く馬が2頭しかいないレースで、後ろの馬が動くタイミングを間違えれば、前の2頭がそのまま残る。2歳戦はキャリアが浅いぶん、展開の読みがそのまま着順になりやすい一戦です。
ローテーション分析
前走のクラス(登録12頭)
| 前走クラス | 頭数 |
|---|---|
| 新馬 | 6頭 |
| 未勝利 | 5頭 |
| オープン | 1頭 |
12頭のうち11頭が前走は新馬か未勝利。オープンを経験しているのはコスモハナミズキだけです。
前走の距離(登録12頭)
| 前走距離 | 頭数 |
|---|---|
| 芝1800m | 9頭 |
| 芝1500m | 2頭 |
| 芝2000m | 1頭 |
9頭が同じ芝1800mから。距離の経験では差が付きにくい構成で、距離を替えてくるのはデザートスピリット・ロゼハイスクール(1500m)とアオイゲート(2000m)の3頭です。
傾向から見る適正
| 馬名 | 消去理由 |
|---|---|
| ロゼハイスクール | 近3走は芝1500mで13着とダート1000mで9着・5着。芝1800mの経験がなく、父ミスチヴィアスアレックスもダート寄りで血統面の裏づけが薄い |
→ 残存馬11頭でスコアリングへ。
過去データ・傾向が示す勝ち馬の条件
過去走データ
近3年の決着を「1〜3着の人気」で並べると、2025年が1→10→4、2024年が3→6→1、2023年が3→4→2。勝ち馬は3年とも3番人気以内で、2着・3着に6番人気以下が入った年が2年あります。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 近3年の勝ち馬の人気 | 1番人気 / 3番人気 / 3番人気 |
| 近3年で6番人気以下が3着内に入った年 | 2年 / 3年(2025年・2024年) |
| 近3年で1〜3番人気が2頭以上3着内に入った年 | 2年 / 3年(2024年・2023年) |
→ ポイント: 勝ち馬は上位人気、相手に人気薄という形が続いています。
コース攻略メモ
札幌の芝1800mは、1周1659.8mのコースを1周と少し走ります。スタンド前の直線、決勝線から約140m手前で発走し、最初のコーナーまでは約208m。最後の直線は269.1mと短く、コース全体に大きな起伏はありません。芝は洋芝で、時計がかかりやすい馬場です。
発走から最初のコーナーまでは約208mで、外枠の馬は位置を取りにくく、直線が短いぶん後方からの追込は届きにくい。前に行ける馬か、3〜4コーナーで動ける馬が有利になります。
短い直線と洋芝。札幌の1800mは、位置取りと持続力で決まる。
→ ポイント: ノヴァヴェローチェとコスモハナミズキは前で運べる2頭で、この条件に合います。
2歳戦の見方
登録12頭のうち7頭がまだ勝っていません。2歳重賞は収得賞金の順で出走が決まるため、未勝利馬は除外の対象になりやすく、枠順確定で顔ぶれが変わる可能性があります。
キャリアは1〜4戦。**比較材料が少ないぶん、新馬戦の勝ち方(人気・着差・位置取り)**をそのまま評価に使っています。ここは正直に、データの薄い一戦であることを書いておきます。
血統コラム
| 種牡馬 | 特徴 |
|---|---|
| エフフォーリア(ノヴァヴェローチェの父) | 自身が中距離の王道路線で活躍。産駒はまだ少ないが、中距離の持続力を伝える系統 |
| サートゥルナーリア(ハヤブサカツオーの父) | 中距離の実績馬で、産駒も芝1800〜2000mに好走が集まる |
| キズナ(アオイゲートの父) | 芝の中距離で幅広く産駒が走る。洋芝の実績もある |
札幌の洋芝1800mは時計がかかるため、スピードより持続力を伝える中距離血統が向きます。父の実績で見ると、ハヤブサカツオーとアオイゲートの配合がこの条件に合います。
→ ポイント: 血統面では、勝ち上がった5頭よりも未勝利組の2頭が上に来ました。
騎手
| 騎手 | 備考 |
|---|---|
| 北村友(ノヴァヴェローチェ) | 先行型の2歳馬で、位置を取ってそのまま運ぶ形 |
| 鮫島駿(ショウナンガレオン) | 新馬を1番人気で勝った馬の継続。多頭数での位置取りが焦点 |
| 佐々木(コスモハナミズキ) | 逃げ型で、ハナを取れるかどうかが焦点 |
→ ポイント: 6頭は騎手が未定で、確定は開催週の後半になります。ここでは断定せず、直前予想で組み直します。
穴馬候補
🎯 今週の「与」 — 与テンカタイヘイ。人気の盲点になりそうな一頭で、直前にオッズの妙味が残ればワイド(与-○, 与-△)で狙う。
テンカタイヘイ
人気が落ちそうな理由: 新馬戦は8番人気での勝利で、市場の評価はもともと低かった。父トーセンレーヴは種牡馬としての知名度が低く、血統面で注目されにくい。
それでも注目する根拠:
- 新馬戦(芝1800m)を8番人気ながら1着。人気を落とした状態で勝ち切っている
- 今回と同じ芝1800mを経験済み。1コーナー8番手からの差し切りで、位置を取れなくても届く脚を見せた
イドム
人気が落ちそうな理由: 前走の未勝利戦で2着に敗れ、まだ勝ち上がっていない。キャリア2戦とも掲示板止まりで、印象に残る勝ち方をしていない。
それでも注目する根拠:
- 2戦とも芝1800mを使われ、前走は4番人気で2着。2走目で新馬5着から着順を上げている
- 父サトノクラウンは芝の中距離で持続力を伝える系統。洋芝の1800mは条件として合う
展開シナリオ — 前に行くのは2頭、後ろの10頭が動くのはどこか
脚質予想
| 脚質 | 該当馬 |
|---|---|
| 逃げ | コスモハナミズキ |
| 先行 | ノヴァヴェローチェ |
| 差し | イドム / ショウナンガレオン / デザートスピリット / テンカタイヘイ / ハヤブサカツオー |
| 追込 | アオイゲート / テングカゼ / ランダムナンバー / ロゼハイスクール / ロードレスポンス |
想定ペースと展開
スローからミドルとみます。 逃げ型がコスモハナミズキ1頭、先行型がノヴァヴェローチェ1頭。前に行きたい馬が2頭しかいないため、この2頭が無理をしなければ流れは緩みます。
スローで流れれば、直線269.1mの札幌では前の2頭がそのまま残る形が基本線。差し・追込の10頭は、3〜4コーナーで早めに動く必要があり、2歳馬にその判断を求めるのは酷な面もあります。
一方、後ろの馬が早めに動いて外から被せてくれば、前の2頭は息を入れられず、直線で止まります。そのときに浮上するのは、差し型の中でも持続力のあるショウナンガレオンとテンカタイヘイとみています。
人気 vs データ — 市場との比較
想定オッズが未発表のため、今回は市場との比較を省略します。乖離の分析は直前予想で行います。
直前予想に向けて
枠順確定後に最終判断を更新します。注目は未勝利7頭のうち何頭が出走できるかと、前に行く2頭の枠順。発走から最初のコーナーまでは約208mで、内外の差が隊列に直結します。
269mの直線で、新馬勝ちの5頭が初めて並ぶ
札幌2歳ステークスのドラマが始まる。芝1800mの新馬戦を勝った3頭に、オープンで3着したコスモハナミズキと、1500mを勝ってきたデザートスピリット。同じ「1勝」の5頭が、洋芝の1800mで初めて同じ枠に入る。前に行くのは2頭だけ。後ろの10頭がいつ動くか。キャリアの浅い馬たちにとって、それはまだ知らない問いだ。
枠順確定後の直前予想もお楽しみに。
※ 予想は個人的見解です。馬券購入は自己責任でお願いします。
コース札幌 芝1800mの見方直線・一周・発走地点