予想 HBC賞 札幌

【HBC賞 2026 予想】8/30(日) 本命◎ララバニュルス|1勝クラスを勝ち上がった4歳

HBC賞2026の予想。登録24頭のハンデ戦で、芝1200mを4戦して3度連対しているララバニュルスに注目。逃げ4頭・先行11頭という前が詰まった組み合わせを、札幌の267mの直線と50kgから56kgまで開いた斤量差から読み解きます。過去データの傾向・穴馬候補・展開シナリオまで徹底解説。

記事キャラクター
直前予想 このレースの直前予想(枠順確定・最終買い目)が公開されています
ガミ防止 買い目シミュレーターで資金配分を計算 ダッチング配分・想定回収倍率・トリガミ判定

札幌 芝1200mのかたち

ゴール スタート 右回り 一周の約73%の距離
  • 最後の直線
  • コーナー
  • 向正面・スタンド前
  • スタート(矢印は進む向き)
  • ゴール
コース一周に対する、走る距離 73%
レース距離に対する、最後の直線 22%
JRA公式の高低断面図にある区間の長さ(正面スタンド前・向正面・左右のコーナー)の比で描いた模式図です。進行方向も実際の数値から計算しています。コーナーの曲がり方やポケット(引き込み線)は描いていません。このコースはポケット(走路の外の引き込み線)から発走するため、▲の位置は本線に置き換えたおおよその場所です。

HBC賞の注目ポイント

登録24頭を脚質で分けると、逃げが4頭に先行が11頭。半数以上が前を取りたがっている。直線267mのコースで、その全員が同じ場所を目指す。

HBC賞(2勝クラス・ハンデ)、札幌・芝1200m。登録24頭と多く、出走できるのはこのうち一部です(枠順確定後に決まります)。ハンデは50.0kgから56.0kgまで、6kgの幅で割り振られました。

注目馬ピックアップ

ララバニュルス

買い材料

  • 直近4走のうち3走で連対。前走の3歳以上1勝クラス(芝1200m)を1番人気で1着と、支持に応えている
  • 直近4走すべてが芝1200m。条件への適応は登録馬でも上位

不安材料

  • ハンデ56.0kgは登録馬で最も重い側。2勝クラスは今回が初戦で、斤量と相手強化が同時に来る

カガラプンツェル

買い材料

  • 前走の3歳以上1勝クラス(芝1200m)を1番人気で1着。3走前の未勝利も芝1200mで勝っている
  • ハンデ52.0kg。上位人気になりそうな馬より2kg以上軽く、3歳の成長分も期待できる

不安材料

  • 2勝クラスは今回が初戦。1勝クラスでは6着に負けた一戦もあり、安定感には欠ける

デンプシー

買い材料

  • 前走の苫小牧特別(2勝クラス・芝1200m)で2着。同じ札幌開催・同じクラスで直前に好走している
  • 直近4走が2着・1着・2着・1着。連対を外していない

不安材料

  • 前走は1番人気で2着。支持を集めながら勝ち切れておらず、あと一歩の詰めが課題

ビービーエフォート

買い材料

  • 前走のオールスタージョッキーズ第1戦(2勝クラス・芝1200m)で2着。2勝クラスで結果を出している
  • 4走前の4歳以上2勝クラス(芝1200m)でも2着。同じ条件で繰り返し走れている

不安材料

  • 前走が8月22日で、間隔が1週しかない。連戦の疲れがどう出るかは読みにくい

レースの構図 — 前を取りたい15頭が267mを目指す

このレースの争点は、突き詰めれば位置取りです。登録24頭のうち逃げ型が4頭、先行型が11頭。半数以上が前を取りたがっている組み合わせで、しかも札幌の芝1200mはコーナーを2つしか回らず、直線は267.6mしかありません。前を取れなかった馬に残されている時間は短いのです。そこにハンデ6kgの幅が加わります。最軽量50.0kgと最重量56.0kgでは、スタートしてからの行き脚がまるで違います。実績で重くなった馬が、それでも前を取れるかどうかが見どころになります。

ローテーション分析

前走のクラス(登録24頭)

前走クラス頭数
2勝クラス17頭
1勝クラス6頭
GⅠ1頭

2勝クラスで足踏みしている馬が17頭。1勝クラスから上がってきた6頭のうち、ララバニュルス・カガラプンツェル・サトノワーグナー・ルージュベルベットの4頭は前走を勝っての昇級です。

前走の距離(登録24頭)

前走距離頭数
芝1200m19頭
ダート1000m2頭
芝1500m1頭
芝1600m1頭
ダート1700m1頭

19頭が同じ芝1200mから。距離の適性ではほとんど差が付かない構成です。

ハンデをどう見るか

ハンデは50.0kgから56.0kgまで、6kgの幅で割り振られました。

斤量頭数主な馬
56.0kg(最重量)3頭ララバニュルス / ファビュラススター / バシレウスシチー
55.0kg4頭デンプシー / ビービーエフォート / フミサウンド
53.0kg・54.0kg8頭サトノワーグナー / セイウンデセオ / ルージュベルベット
52.0kg以下9頭プレセピオ / カガラプンツェル / コックオーヴァン

最重量の3頭のうち、ララバニュルスは前走勝ちで近走に不安がありません。一方ファビュラススターは前走7着・2走前11着と、背負って上向く形が見えにくい一頭です。

軽い側では、カガラプンツェルの52.0kgが目を引きます。前走で1勝クラスを勝ったばかりの3歳に軽ハンデという組み合わせで、上位人気になりそうな馬より2kg以上の恩恵を受けます。

傾向から見る適正

馬名消去理由
エルサトアナ直近3走が13着・12着・13着
ニシノラヴァンダ直近3走が10着・14着・14着
ブルボンクイーン直近3走が6着・13着・11着
スイミーユニバンス直近3走が7着・7着・15着
ミニョンマルーン直近3走が10着・12着・6着

→ 残存馬19頭でスコアリングへ。

過去データ・傾向が示す勝ち馬の条件

過去走データ

登録馬の直近4走で、2勝クラスの芝1200mを3着以内に走った経験があるのはデンプシー・ビービーエフォート・セイウンデセオ・バシレウスシチーの4頭。このクラス・この距離で結果を出している馬は限られています

昇級組では、ララバニュルスとルージュベルベットが1勝クラスの芝1200mで連対を重ねてきました。

→ ポイント: クラス実績で見ると上の4頭、勢いで見ると昇級組。物差しによって浮かぶ馬が変わります。

コース攻略メモ

札幌の芝1200mは、向正面の途中から発走して3コーナー・4コーナーを回り、267.6mの直線に入ります。コーナーを2つしか回りません。

直線が短く、コーナーも2つだけなので、位置取りが早い段階で決まります。外を回らされると届かないため、スタートしてからの立ち回りがそのまま結果に出やすい条件です。洋芝で力も要ります。

好走する馬に多いのは、テンから無理なく前を取れて、短い直線で止まらないタイプ。

→ ポイント: 前を取りたい馬が15頭もいるため、外枠に入った先行馬は形を作りにくくなります。

血統コラム

種牡馬特徴
ビッグアーサー(デンプシー・バシレウスシチーの父)短距離のスピード型。産駒はテンから動ける
タワーオブロンドン(カガラプンツェルの父)短距離からマイルでスピードを伝える
ドレフォン(ルージュベルベットの父)ダートも芝もこなす。スピードの持続に持ち味
ロードカナロア(サトノワーグナーの父)短距離のスピードを強く伝える

洋芝の1200mは、スピードだけでなくパワーも要る条件です。登録馬では短距離型の系統が多くそろい、血統面では上位陣に大きな差が付きにくい構成になりました。

→ ポイント: 血統面ではデンプシーとカガラプンツェルが、この条件に素直に合っています。

騎手

騎手備考
横山和(ララバニュルス)位置取りを動かせる。短い直線での仕掛けどころに定評
横山武(サトノワーグナー)昇級初戦の馬を無理なく運ぶ形に持ち味がある
舟山(デンプシー・ルージュベルベット)2頭に想定されており、どちらに乗るかは枠順確定を待つ
原(ファビュラススター・カガラプンツェル)こちらも2頭に想定。除外・回避が出ればどちらかに決まる

→ ポイント: 登録24頭に対して出走できるのは最大18頭で、想定の段階では同じ騎手が複数頭に名を連ねます。舟山騎手・原騎手がそれぞれ2頭に想定されており、確定を待って判断する必要があります。

穴馬候補

🎯 今週の「与」ルージュベルベット。人気の盲点になりそうな一頭で、直前にオッズの妙味が残ればワイド(与-○, 与-△)で狙う。

ルージュベルベット

人気が落ちそうな理由: 5歳になってようやく1勝クラスを卒業した馬で、2勝クラスは今回が初戦。話題性のある3歳勢に比べて評価が上がりにくい。

それでも注目する根拠:

  • 4走前の4歳以上1勝クラス(芝1400m)で11番人気ながら2着。人気を落とした状態から連対した実績がある
  • 2走前の3歳以上1勝クラス(芝1200m)でも7番人気で2着。人気薄で走る形を繰り返しており、直近4走はすべて3着以内

バシレウスシチー

人気が落ちそうな理由: 7歳で、2勝クラスを長く走り続けている。3走前・4走前が12着・7着と、着順にムラもある。

それでも注目する根拠:

  • 前走の苫小牧特別(2勝クラス・芝1200m)で13番人気ながら3着。同じ札幌開催・同じ条件で、人気薄から馬券圏内に届いている
  • 父ビッグアーサーで短距離のスピードを受け継ぐ。テンから位置を取れる脚質は、この組み合わせでも武器になる

展開シナリオ — 逃げ4頭が同時にハナを主張する

脚質予想

脚質該当馬
逃げシーグルロス / スパークルジョイ / ブルボンクイーン / ミニョンマルーン
先行エルサトアナ / カガラプンツェル / コックオーヴァン / サトノワーグナー / デンプシー / ニシノラヴァンダ / バシレウスシチー / プレセピオ / ベビーズブレス / ホウオウブースター / ルージュベルベット
差しショウナンカリス / セイウンデセオ / ナンナンプー / ビービーエフォート / ファビュラススター / フミサウンド / ムチャスグラシアス / ララバニュルス
追込スイミーユニバンス

想定ペースと展開

逃げ型が4頭、先行型が11頭。登録24頭のうち15頭が前めを取りたいタイプという、極端に偏った組み合わせです。札幌の1200mは位置取りが早く決まるコースだけに、前半から激しくなる方向に振れそうです。

流れが速くなれば、短い直線でも差しが届きます。この形なら、中団から進むララバニュルスやセイウンデセオ、ビービーエフォートに出番が回ります。

ただし直線は267.6m。コーナーを2つしか回らないぶん、外を回らされた馬は流れが速くても届きません。前が崩れるかどうかより、内でロスなく回れるかどうかのほうが効きやすい一戦です。枠順の意味が大きくなります。

人気 vs データ — 市場との比較

人気順位馬名データ順位差異
1番人気デンプシー3位一致
2番人気サトノワーグナー7位過大評価
3番人気プレセピオ15位過大評価
4番人気ララバニュルス1位データは高評価
14番人気ルージュベルベット4位データは高評価

市場は3歳勢を上位に置いています。プレセピオは桜花賞に出走した実績馬ですが、直近4走に芝1200mが1度もなく、データ側の評価は下がります。逆に、この距離を走り込んできたララバニュルスとルージュベルベットは、データ上の位置より人気を落としそうです。

直前予想に向けて

枠順確定後に最終判断を更新します。注目は舟山騎手が2頭のどちらに乗るか、そして前を取りたい15頭がどう散らばるか。コーナーを2つしか回らないコースだけに、外枠を引いた先行馬は形が作りにくくなります。


267mを、誰が内側で迎えるか

HBC賞のドラマが始まる。15頭が同じ場所を取りにいき、コーナーは2つしかない。実績で背負わされたララバニュルスが、その重さのまま位置を取れるのか。それとも軽ハンデの3歳が、先に前を確保してしまうのか。直線に向いたとき、内側にいた者だけが間に合う。

枠順確定後の直前予想もお楽しみに。

※ 予想は個人的見解です。馬券購入は自己責任でお願いします。

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