【甲斐路ステークス 2026 直前予想】10/18(日) 枠順確定・最終買い目|AI予想の本命◎ダノンエンブレム
甲斐路ステークス2026の直前予想。4つの目がそろう本命◎ダノンエンブレムは最内の1枠1番から初めての1800mへ。追い切りC評価の事前☆キングノジョーを消し、▲マイネルフルムーンと☆ロンギングセリーヌを入れた最終買い目です。
この記事の要点
- レース
- 甲斐路ステークス(3勝クラス)
- 発走
- 2026年10月18日(日)東京12R
- コース
- 東京 芝1800m(左)
- この予想
- 直前予想(枠順確定後の最終の印)
- 本命
- ◎ダノンエンブレム
- ほかの印
- ○ベストミーエヴァー▲マイネルフルムーン△ラブリージャブリー☆ロンギングセリーヌ与クリニクラウン
東京 芝1800mのかたち
- 最後の直線
- コーナー
- 向正面・スタンド前
- スタート(矢印は進む向き)
- ゴール
最終結論 — 最内1番の◎ダノンエンブレムに4つの目、☆は52kgの3歳牝馬へ
| 印 | 馬番 | 馬名 | 選出視点 |
|---|---|---|---|
| ◎ | 1 | ダノンエンブレム | 予想1位 |
| ○ | 14 | ベストミーエヴァー | 予想2位 |
| ▲ | 3 | マイネルフルムーン | 展開次第 |
| △ | 5 | ラブリージャブリー | 推し馬券 |
| ☆ | 6 | ロンギングセリーヌ | 推し血統 |
◎ダノンエンブレムは据え置きです。事前予想の最後に挙げた確認のうち、追い切りと枠の2つは、B評価(前走以上)と最内の1枠1番に決まりました。近5走のうち4走で最初のコーナーを3番手以内で回ってきた先行型には、内から前に取りつきやすい枠です。騎手は、近3走に続けて乗り、事前予想でも想定していた荻野極騎手(今年の勝利数11位)から、原優介騎手(36位)に替わります。原優介騎手がダノンエンブレムに乗るのは初めてです。土曜の東京は晴れて芝は良馬場で、日曜も晴れの予報なので、良馬場のまま迎えられる見込みです。4つの目もそろって◎を推したままです。予想12番人気でも、印を動かす材料は出てきませんでした。
○もベストミーエヴァーで動かさず、予想2位に置いています。印のほかの4頭が1〜6番に固まる中、○は外の7枠14番に入りました。追い切りはB評価(仕上良好)。ベストミーエヴァーはデビューから11戦して、3着を外したことが一度もありません。東京の芝1800mでは、7戦して1着2回・2着2回・3着3回です。騎手は、前走の白河特別(2勝クラス)を勝たせた戸崎圭太騎手(10位)から、初めて乗る津村明秀騎手(14位)に替わります。3勝クラスは今回が初めてで、斤量は前走の56kgから54kgに下がります。
▲はマイネルフルムーンに替えました。事前▲のタイセイプランセスは、☆にしていたキングノジョーを消したことで総合の評価の順番が上がり、上位7頭に入ったので▲から外れています。マイネルフルムーンは、総合の評価が上位7頭の外にいる馬の中で、展開の評価がいちばん高い1頭でした。マイネルフルムーンは2枠3番に入った差し型で、前走の秋風ステークス(3勝クラス・中山芝1600m・重馬場)は10-9-9から4着。騎手はその前走で初めて乗った松岡正海騎手が続けて乗ります。マイネルフルムーンの斤量は、前走の58kgから55kgに下がります。同じ55kgで走った5月のIFHA杯むらさき賞(3勝クラス)では、東京の芝1800mを11-11-9から上がり33.1秒で、勝ち馬と0.4秒差の7着でした。追い切りはB評価(気配上昇)で、予想9番人気です。
△ラブリージャブリー(中20週)は据え置きました。予想4番人気で、3枠5番に入り、追い切りはB評価(仕上良好)です。騎手は、前走のシドニートロフィー(3勝クラス)に乗り、事前予想でも想定していた松山弘平騎手(3位)から、初めて乗る横山典弘騎手(31位)に替わります。ラブリージャブリーは、◎○を除くと総合の評価がいちばん上で、そこにはカフジエメンタールも並んでいます。そのカフジエメンタールも、前走の坂井瑠星騎手(6位)から鮫島克駿騎手(18位)に替わるので、騎手が替わることを理由に△を入れ替えることはしていません。
☆はロンギングセリーヌに替えました。事前☆のキングノジョーは、追い切りの評価がC(仕上るも)にとどまり、前走の江の島ステークス(3勝クラス)も10着でした。この2つが重なったので消しています。◎○△を除いて血統の評価がいちばん高かったのがロンギングセリーヌで、3枠6番に入った3歳牝馬です。斤量は出走馬でいちばん軽い52kg。ロンギングセリーヌは3月のフラワーカップ(GⅢ)で中山の芝1800mを1-1-1-1で運び、勝ち馬と0.1秒差の2着でした。続く桜花賞(GⅠ)は18着、前走の優駿牝馬(GⅠ)は17着です。事前予想で確かめるとした石橋脩騎手の行き先はタイセイプランセスで、ロンギングセリーヌには初めて乗る吉田豊騎手(75位)が乗ります。追い切りはB評価(追毎良化)で、予想8番人気です。
直前の時点で印の候補から外しているのは、キングノジョーを含めて4頭です。4頭とも追い切りがC評価で、前走で掲示板を外していました。クリニクラウンは、前走の日本海ステークス(3勝クラス)が10着。グラニットは、前走の秋風ステークスが6着。ナヴォーナは、同じ秋風ステークスで7着でした。グラニットとナヴォーナは、事前予想の段階から外していた馬です。登録した17頭のうちトーホウディアスは出走せず、16頭立てになりました。
予想2番人気のカフジエメンタールには印を打っていません。カフジエメンタールは8月の熊野特別(2勝クラス)を2-2-2-2から押し切って上がってきた3歳ですが、近4走で3着以内に入ったのは2回で、前走の神戸新聞杯(GⅡ)は11着でした。○ベストミーエヴァーは、近4走の4回とも3着以内です。△ラブリージャブリーも、近4走で3回入っています。予想3番人気のタイセイプランセスは、上に書いたとおり▲から外れた馬で、下の最終チェックで取り上げます。
与(穴)は、事前予想と同じクリニクラウンのままです。印の5頭には入れていませんが、与としての紐は外していません。追い切りはC評価(平行線)で前走は10着、騎手も事前予想で想定していた菊沢一樹騎手(24位)から、初めて乗る木幡初也騎手(80位より下)に替わります。それでもクリニクラウンは予想15番人気と人気の外にいて、昨年11月のユートピアステークス(3勝クラス)では、この東京の芝1800mを7番人気で2着、勝ち馬と0.1秒差まで来ています。買い目では、ワイドの与-○と与-▲の2点と、本線三連単の3着の欄に入れました。
こいつで勝負!(最終買い目)
単勝(1点)
- ◎①ダノンエンブレム
ワイド(3点)
| 組 | 馬 |
|---|---|
| ○-△ | ○⑭ベストミーエヴァー / △⑤ラブリージャブリー |
| ○-▲ | ○⑭ベストミーエヴァー / ▲③マイネルフルムーン |
| △-☆ | △⑤ラブリージャブリー / ☆⑥ロンギングセリーヌ |
ワイド(与の紐・+2点)
| 組 | 馬 |
|---|---|
| 与-○ | 与⑧クリニクラウン / ○⑭ベストミーエヴァー |
| 与-▲ | 与⑧クリニクラウン / ▲③マイネルフルムーン |
三連単 フォーメーション(12点)
| 着順 | 馬 |
|---|---|
| 1着 | ◎①ダノンエンブレム |
| 2着 | ○⑭ベストミーエヴァー / ▲③マイネルフルムーン / △⑤ラブリージャブリー |
| 3着 | ○⑭ベストミーエヴァー / ▲③マイネルフルムーン / △⑤ラブリージャブリー / ☆⑥ロンギングセリーヌ / 与⑧クリニクラウン |
🎯 裏の一撃(三連単)
☆ロンギングセリーヌが内の6番から先手を取って流れが落ち着き、勝負が直線の脚比べになったとき。ラブリージャブリーは昨年10月の八ヶ岳特別(2勝クラス)で、この東京の芝1800mを11-10-10から上がり32.7秒で3着まで追い込んでいます。すぐ隣の5番から内で脚をためれば、坂のある525.9mの直線でその末脚を生かせます。 → △⑤ラブリージャブリー(6点)
| 着順 | 馬 |
|---|---|
| 1着 | △⑤ラブリージャブリー |
| 2着 | ☆⑥ロンギングセリーヌ / ▲③マイネルフルムーン |
| 3着 | ◎①ダノンエンブレム / ○⑭ベストミーエヴァー / ▲③マイネルフルムーン / ☆⑥ロンギングセリーヌ |
本紙・4つの目
| 視点 | 推す一頭 | ひとこと |
|---|---|---|
| 総合の目 | ダノンエンブレム | 東京の芝1600mで3勝。直近の勝利は5月の4歳以上2勝クラスで、2-2から運んで0.4秒差、1番人気に応えた。斤量は今回より3kg重い58kgだった |
| 展開の目 | ダノンエンブレム | 最内の1枠1番。近5走のうち4走は最初のコーナーを3番手以内で回った先行型で、逃げ型の☆ロンギングセリーヌは6番、ログラールは15番 |
| 騎手の目 | ダノンエンブレム | 原優介騎手(今年の勝利数36位)はダノンエンブレムに初めて乗る。前走から騎手が替わった4戦でも、ダノンエンブレムは1着2回・3着1回 |
| 血統の目 | ダノンエンブレム | 父エピファネイアは菊花賞(3000m)とジャパンカップ(2400m)の勝ち馬。本馬の最長は1600mだが、父のGⅠ2勝はどちらもそれより長い距離 |
4つの目は、事前予想と同じく4つとも◎ダノンエンブレムを指しています。予想12番人気の馬に4つの目がそろった形で、総合の評価でも、◎と、○△と印の外のカフジエメンタールの3頭とのあいだには開きがあります。
◎の父エピファネイアはジャパンカップ、△ラブリージャブリーの父ラブリーデイは天皇賞(秋)と、どちらも東京の芝のGⅠを勝った馬です。◎の3勝はいずれも東京で、うち2勝は良馬場で挙げていて、日曜の東京も良馬場で迎えられる見込みです。
枠順が変えたもの — 印の4頭が1〜6番に固まり、○は外の14番、逃げ型は6番と15番
印の4頭が内の1〜6番に固まりました。最内の1枠1番に◎ダノンエンブレム、2枠3番に▲マイネルフルムーン、3枠には5番の△ラブリージャブリーと6番の☆ロンギングセリーヌが並びます。○ベストミーエヴァーは外の7枠14番です。予想2番人気のカフジエメンタールは大外の8枠16番、予想3番人気のタイセイプランセスは5枠9番に入りました。
事前予想で確かめるとした逃げ型2頭の並びは、内と外に分かれました。☆ロンギングセリーヌが6番、ログラールが15番です。先行型は、◎の1番、ソルトブリーズの4番、キュクヌスの10番、○の14番、カフジエメンタールの16番に、消したグラニットの2番。◎は、6番の☆が前に出ていくのを内から見ながら、その直後を取りにいける並びです。
東京の芝1800mは一周(2083.1m)に満たない距離なので、直線の外から発走します。回るコーナーは3つ。最後は上り坂を含む525.9mの直線での勝負です。
確定枠順
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 斤量 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | ダノンエンブレム | 原 | 55.0kg |
| 1 | 2 | グラニット | 大野 | 54.0kg |
| 2 | 3 | マイネルフルムーン | 松岡 | 55.0kg |
| 2 | 4 | ソルトブリーズ | 菅原明 | 57.0kg |
| 3 | 5 | ラブリージャブリー | 横山典 | 53.0kg |
| 3 | 6 | ロンギングセリーヌ | 吉田豊 | 52.0kg |
| 4 | 7 | ビーオンザカバー | 横山武 | 55.0kg |
| 4 | 8 | クリニクラウン | 木幡初 | 52.0kg |
| 5 | 9 | タイセイプランセス | 石橋脩 | 54.0kg |
| 5 | 10 | キュクヌス | 石川 | 54.0kg |
| 6 | 11 | ナヴォーナ | 内田博 | 54.0kg |
| 6 | 12 | ショーマンフリート | 木幡巧 | 53.0kg |
| 7 | 13 | キングノジョー | 田辺 | 56.0kg |
| 7 | 14 | ベストミーエヴァー | 津村 | 54.0kg |
| 8 | 15 | ログラール | 長岡 | 56.0kg |
| 8 | 16 | カフジエメンタール | 鮫島駿 | 54.0kg |
※ 16頭立てで確定。登録した17頭のうち、トーホウディアスは出走しません。直前で消したグラニット・クリニクラウン・ナヴォーナ・キングノジョーの4頭も走りますが印は打たず、クリニクラウンは与(穴)の紐として買い目に残しています。
展開・隊列予想
| 脚質 | 該当馬 |
|---|---|
| 逃げ | ロンギングセリーヌ / ログラール |
| 先行 | ダノンエンブレム / グラニット / ソルトブリーズ / キュクヌス / ベストミーエヴァー / カフジエメンタール |
| 差し | マイネルフルムーン / ナヴォーナ / ショーマンフリート / キングノジョー |
| 追込 | ラブリージャブリー / ビーオンザカバー / クリニクラウン / タイセイプランセス |
ペースは平均を想定します。逃げ型は☆ロンギングセリーヌとログラールの2頭です。☆ロンギングセリーヌは近5走のうち4走で最初のコーナーを先頭で回り、ログラールも近5走は最初のコーナーを1〜2番手で回っています。内の6番の☆が先に前へ出やすく、外の15番のログラールが競りかけずに2番手に収まれば、前半は落ち着きます。
◎ダノンエンブレムは最内の1番から、☆のすぐ後ろの好位を取りにいくとみます。◎ダノンエンブレムは2走前の4歳以上2勝クラス(東京芝1600m)を2-2から上がり33.4秒で押し切っていて、同じ形を200m長い距離で作れるかが鍵です。○ベストミーエヴァーは外の14番から好位を取りにいく先行型で、近5走は最初のコーナーを1〜5番手で回っています。○ベストミーエヴァーは前走の白河特別を2-2-2-2から押し切りました。外から前へ出していくぶん、◎より外を回る形になりそうです。
展開が向くのは☆ロンギングセリーヌ。内の6番から先手を取りやすい逃げ型で、斤量はいちばん軽い52kgです。3月のフラワーカップ(GⅢ)も1-1-1-1で運んでいます。向かないのはカフジエメンタール。カフジエメンタールは近5走のうち4走で最初のコーナーを3番手以内で回った先行型ですが、大外の16番からでは、前に取りつくまでに内の馬の前を横切るか、コーナーで外を回るかになります。
ハンデが決めるもの
斤量の幅は5kgです。いちばん重いのがソルトブリーズの57kg、いちばん軽いのが☆ロンギングセリーヌとクリニクラウンの52kg。印の馬は、◎ダノンエンブレムと▲マイネルフルムーンが55kg、○ベストミーエヴァーが54kg、△ラブリージャブリーが53kgです。
斤量が3勝クラスでの成績と噛み合っているのは、ソルトブリーズです。ソルトブリーズは前走の秋風ステークス(3勝クラス)を58kgで2着。5月のIFHA杯むらさき賞(3勝クラス)でも、東京の芝1800mを2-2-2で運んで勝ち馬と0.1秒差の4着でした。ほかの15頭より重い57kgは、この2戦の内容に沿った斤量です。
実績のわりに軽いのは☆ロンギングセリーヌです。ロンギングセリーヌはこれまでの6戦をすべて55kgで走り、その55kgでフラワーカップ(GⅢ)の2着があります。今回はそこから3kg軽い52kgです。◎ダノンエンブレムは、勝った5月の4歳以上2勝クラスも、16着だった前走の多摩川ステークスも58kgで、今回は3kg軽くなります。△ラブリージャブリーも、前走の56kgから3kg軽い53kgです。4月に野島崎特別を勝ったときも56kgでした。
世代の力関係
出走する3歳は、カフジエメンタールと☆ロンギングセリーヌの2頭で、斤量はカフジエメンタールが54kg、ロンギングセリーヌが52kgです。印の古馬は、◎ダノンエンブレム・▲マイネルフルムーン・△ラブリージャブリーが4歳、○ベストミーエヴァーが5歳です。
カフジエメンタールは、6月の城崎特別(1勝クラス)と8月の熊野特別(2勝クラス)を続けて勝って3勝クラスに上がってきました。同じ世代の重賞では、3月の毎日杯(GⅢ)が3着、5月の京都新聞杯(GⅡ)が9着、前走の神戸新聞杯(GⅡ)が11着です。東京を走るのは今回が初めてになります。
☆ロンギングセリーヌは、デビューからの6戦がすべて2歳・3歳の馬どうしのレースで、古馬と走るのはこれが初めてです。3歳の牝馬どうしでは、フラワーカップ(GⅢ)の2着のあと、桜花賞(GⅠ)が18着、優駿牝馬(GⅠ)が17着でした。
休み明けをどう見るか
今回が10週以上の休み明けになるのは7頭で、消したキングノジョー(中17週)もその1頭です。印では◎ダノンエンブレム(中16週)、○ベストミーエヴァー(中14週)、△ラブリージャブリー(中20週)、☆ロンギングセリーヌ(中20週)の4頭が当てはまります。▲マイネルフルムーン(中2週)のほかは、印の馬がそろって休み明けです。
○ベストミーエヴァーは、10週以上空けて走った5回で3着を外していません。5か月近く空けた7月の白河特別も勝っています。△ラブリージャブリーは、10週以上空けた3回で1着2回・2着1回。半年あまり空けた4月の野島崎特別を勝っていて、今回の間隔はそれより短くなります。
◎ダノンエンブレムが10週以上空けて走った4回は、1着が1回、3着が1回。勝ったのは2か月半ほど空けた5月の4歳以上2勝クラスで、3か月あまり空けた2月の4歳以上2勝クラスは14着でした。☆ロンギングセリーヌは、10週以上空けて走るのはこれが初めてです。
印の外では、タイセイプランセス(中10週)が10週以上空けた4回で1着1回・3着1回。ログラール(中17週)は10週以上空けた3回で、8か月ほど空けた昨年11月のオリエンタル賞(2勝クラス)の3着がいちばん上の着順です。
距離替わり組の評価
距離が前走から400m以上変わる6頭のうち、延びるのは◎ダノンエンブレムの1頭で、ほかの5頭は短くなります。
◎ダノンエンブレムは芝1400mの多摩川ステークスから400m延び、1800mを走るのは初めてです。これまでの9戦は1400mと1600mで、1600mは7戦して1着3回・3着1回。3勝はどれも東京で挙げています。
☆ロンギングセリーヌは、優駿牝馬(芝2400m)から600m短くなります。ロンギングセリーヌの1800mは2戦で、フラワーカップが2着、昨年12月の2歳未勝利(重馬場)が1着。どちらも中山でした。
カフジエメンタールも、神戸新聞杯(芝2400m)から600m短くなります。カフジエメンタールは芝の1800mを4戦して1着2回・2着1回・3着1回と、3着を外していません。ログラールは、江の島ステークス(芝2400m)からの600m短縮です。ログラールが芝の1800mを走るのは、2024年6月のラジオNIKKEI賞(GⅢ)以来になります。
消した2頭も短縮組です。キングノジョーは江の島ステークスから600m、クリニクラウンは日本海ステークス(芝2200m)から400m短くなります。与の紐に残したクリニクラウンは、東京の芝1800mを5戦して1着1回・2着1回です。
多頭数のリスク
16頭立てで、外の8枠にはログラール(15番)とカフジエメンタール(16番)が入りました。どちらも前に行きたい型です。ログラールは近5走で最初のコーナーを1〜2番手で回っています。カフジエメンタールは近5走のうち4走で3番手以内です。外から前を取りにいくぶん、脚を使って内へ寄せるか、コーナーで外を回るかを選ぶことになります。
内では逆に、包まれる心配があります。最内の◎ダノンエンブレムは、すぐ外の2番に先行型のグラニット(消した馬)、4番に先行型のソルトブリーズ、6番に逃げ型の☆ロンギングセリーヌがいて、スタートで遅れると内に閉じ込められかねません。◎ダノンエンブレムは前走の多摩川ステークスで、16頭立ての7-7から16着でした。中団より後ろから運ぶ▲マイネルフルムーン(3番)と、脚質表で追込に入る△ラブリージャブリー(5番)も、内で脚をためるぶん、直線で前が開くかどうかが課題です。
乗り替わりの意味
出走する16頭のうち13頭で、事前予想の時点で想定していた騎手から替わりました。想定どおりなのは、▲マイネルフルムーンの松岡正海騎手、タイセイプランセスの石橋脩騎手、ビーオンザカバーの横山武史騎手の3人です。
事前予想の時点では、タイセイプランセスにも☆ロンギングセリーヌにも石橋脩騎手が想定されていて、どちらに乗るかが確認事項の1つでした。確定は、石橋脩騎手がタイセイプランセスに乗り、ロンギングセリーヌは吉田豊騎手です。石橋脩騎手は、タイセイプランセスの10戦のうち9戦に乗っていて、近2走の連勝もこの組み合わせでした。吉田豊騎手は、事前予想ではナヴォーナに想定されていた騎手で、ナヴォーナは内田博幸騎手(80位より下)に替わっています。
印の上の馬も、想定から騎手が替わりました。◎ダノンエンブレムは荻野極騎手から原優介騎手、○ベストミーエヴァーは戸崎圭太騎手から津村明秀騎手、△ラブリージャブリーは松山弘平騎手から横山典弘騎手です。想定されていた3人と、カフジエメンタールに想定されていた坂井瑠星騎手は、4人とも同じ18日の京都で秋華賞(GⅠ)に乗ります。原優介騎手・津村明秀騎手・横山典弘騎手の3人は、それぞれの馬に乗るのはこれが初めてです。
与のクリニクラウンは、前走の菊沢一樹騎手(24位)から、初めて乗る木幡初也騎手(80位より下)に替わります。今年の勝利数で大きく下がるこの乗り替わりも、クリニクラウンを印の候補から消した理由の1つです。
直前データ
調教・追い切り
| 馬番 | 馬名 | 追い切り内容 | 評価 |
|---|---|---|---|
| 1 | ダノンエンブレム | 前走以上 | B |
| 2 | グラニット | やや良化 | C |
| 3 | マイネルフルムーン | 気配上昇 | B |
| 4 | ソルトブリーズ | 出来安定 | B |
| 5 | ラブリージャブリー | 仕上良好 | B |
| 6 | ロンギングセリーヌ | 追毎良化 | B |
| 7 | ビーオンザカバー | 仕上がる | C |
| 8 | クリニクラウン | 平行線 | C |
| 9 | タイセイプランセス | 仕上良好 | B |
| 10 | キュクヌス | 一歩前進 | B |
| 11 | ナヴォーナ | 伸び一息 | C |
| 12 | ショーマンフリート | 態勢整う | B |
| 13 | キングノジョー | 仕上るも | C |
| 14 | ベストミーエヴァー | 仕上良好 | B |
| 15 | ログラール | 仕上良好 | B |
| 16 | カフジエメンタール | 動き軽快 | B |
印の5頭の追い切りはそろってB評価で、A評価の馬はいませんでした。C評価は5頭で、そのうち前走で掲示板を外していた4頭は消しました。前走の藻岩山特別(2勝クラス)を勝ったビーオンザカバーは、C評価(仕上がる)でも評価を下げるにとどめ、消してはいません。
馬場・天候(想定)
| 項目 | 想定 |
|---|---|
| 天候 | 晴れ |
| 馬場状態 | 良 |
| 馬場傾向 | フラット |
最終チェック — 多摩川Sの16着から挑む◎と、印の外の3歳カフジエメンタール
◎ダノンエンブレムは予想12番人気です。3勝クラスは前走の多摩川ステークスで初めて走り、16着と大きく負けました。今回は1800mも、原優介騎手との組み合わせも初めてです。4つの目がそろった本命でも、2走前のように2番手から押し切る形を、200m長い距離で坂のある525.9mの直線の先まで保てるかは、今回初めて問われます。印の外にいる人気の3頭が、この最終チェックの相手です。
- 流れが速くなって中団からの差しが届いたら、タイセイプランセスに注意。予想3番人気で、事前予想では▲にしていた馬です。東京の芝1800mは3戦して2勝(6月の3歳以上1勝クラスと昨年2月の未勝利戦)。6月の1勝クラスは15-13-12から勝ち、前走は新潟の月岡温泉特別(2勝クラス)を5-4から上がり33.6秒で勝って、2連勝中です。5枠9番に入り、騎手は10戦のうち9戦に乗っている石橋脩騎手です。
- 前が止まらない流れなら、ソルトブリーズに注意。2枠4番の先行型で、トップハンデの57kgです。5月のIFHA杯むらさき賞(3勝クラス)では東京の芝1800mを2-2-2で運び、勝ち馬と0.1秒差の4着でした。前走の秋風ステークスは2着。予想5番人気で、騎手は前走の横山琉人騎手から、初めて乗る菅原明良騎手(65位)に替わります。
- 大外から好位を取り切ったら、カフジエメンタールに注意。予想2番人気の3歳で、芝の1800mは4戦して3着を外していません。6月の城崎特別(1勝クラス)を2-2から勝ち、8月の熊野特別(2勝クラス)も2-2-2-2から押し切りました。東京を走るのは初めてで、騎手は近3走の坂井瑠星騎手から鮫島克駿騎手に替わります。
今週の期待値馬
ラブリージャブリー
予想4番人気で、実力データは2位(同じ評価に3頭が並ぶ)の馬を買える。ラブリージャブリーは前走のシドニートロフィーで3勝クラスに初めて挑み、2番人気で16着に終わりました。そこから5か月近く空いた休み明けで、騎手も初めて乗る横山典弘騎手に替わることが、人気が上がりきらない理由とみます。ただ、ラブリージャブリーは10週以上空けて走った3回で1着2回・2着1回。昨年10月の八ヶ岳特別(2勝クラス)では、この東京の芝1800mを上がり32.7秒で3着に来ていて、斤量はそのときより1kg軽い53kgです。長期的に見れば、こういう馬を拾い続けることが回収率を上げる。
東京の芝1600mで3勝した先行力を、最内の1番から200m長い1800mで
5月の4歳以上2勝クラスで、◎ダノンエンブレムは2-2の位置から押し切りました。東京の芝1600mで挙げた3勝目です。今回はその形を最内の1番から、200m長い1800mで、初めて組む原優介騎手と作りにいきます。発走は16時10分、坂を上り切ったところで、外の14番から迫る○ベストミーエヴァーより◎が前にいるかを、一緒に見届けましょう。
※ 予想は個人的見解です。馬券購入は自己責任でお願いします。
コース東京 芝1800mの見方直線・一周・発走地点