【巴賞 2026 予想】7/12(日) 本命◎シルトホルン|重賞善戦の地力で洋芝へ
巴賞2026の予想。函館芝1800mの洋芝オープン特別。本命◎シルトホルンはエプソムC・福島民報杯で善戦した地力が持ち味。ベテランのショウナンマグマ、GⅡ馬エエヤンとの比較、洋芝の血統傾向・過去走データ・穴馬まで徹底解説。
巴賞の注目ポイント
パワーの要る洋芝、直線は最短クラス、そして小回り。函館芝1800mは「速さ」より「タフさ」がものを言う舞台だ。重賞戦線で揉まれてきた地力馬たちが、この特殊なコースでどんな適性を見せるかが問われる。
巴賞(オープン)、函館・芝1800m。夏の函館開催を代表する洋芝の別定オープン特別。重賞で善戦してきた実力馬から、上昇途上の4歳勢まで、幅広いメンバーが顔を揃えた。登録は24頭で、出走は最大16頭(函館のフルゲート。枠順確定後に確定)。
注目馬ピックアップ
シルトホルン
買い材料
- 前走エプソムカップ(GⅢ)7着、その前の福島民報杯(芝2000m)3着と、重賞・準重賞で堅実に善戦。地力はメンバー上位
- 父スクリーンヒーロー(グラスワンダー系)のパワーは、タフな洋芝と好相性
不安材料
- 別定戦で58kgを背負う立場。勝ち切るための決め手をどう引き出すか
ショウナンマグマ
買い材料
- 通算40戦を走り抜いてきたベテランで、芝1800m路線で長く戦ってきた経験値は随一
- 鞍上にM.デムーロ騎手を配し、小回りの立ち回りで持ち味を引き出せる
不安材料
- 前走・小倉日経オープンは8着。ここへ向けて状態を上げてこられるか
エエヤン
買い材料
- 2023年のニュージーランドトロフィー(GⅡ)を3連勝で制した重賞ウイナー。地力の絶対値はメンバー屈指
- 能力の高さは折り紙付きで、条件が好転すれば一発の魅力がある
不安材料
- トップハンデ59kgを課され、近走は案外の内容が続く。復調度合いが鍵
レースの構図
重賞戦線で堅実に善戦してきたシルトホルンが、パワーの要る洋芝で地力の高さを示せるか。ここに立ちはだかるのが、芝1800mを知り尽くしたベテランのショウナンマグマと、GⅡを制した実績を持つエエヤンだ。「準重賞級の安定感」対「歴戦の経験」対「重賞ウイナーの一発」——タイプの異なる実力馬が、函館の特殊なコースで真価を問われる。そこへ上昇途上の4歳勢が食い込めば、夏らしい波乱含みの一戦になる。
ローテーション分析
巴賞は決まった前哨戦を持たないオープン特別のため、今回の登録馬を前走の路線で整理して臨戦過程を読み解く。
| 前走の路線 | 該当馬(一部) |
|---|---|
| 東京・芝1800mの重賞(エプソムC) | シルトホルン(7着) / ストレイトトーカー |
| ローカル芝2000mの準重賞 | シルトホルン(福島民報杯・3着) |
| 芝1800mのOP/L路線 | ショウナンマグマ(小倉日経OP・8着) |
| 芝2000mのL(白富士S)経由 | レディネス |
→ ポイント: 重賞・準重賞で善戦してきたシルトホルン(前走:エプソムC)は、相手強化の中で戦ってきた地力が、この相手なら優位に働く。
傾向から見る適正
| 馬名 | 消去理由 |
|---|---|
| ストレイトトーカー | 前走エプソムカップは逃げて失速の大敗。芝1800mはやや距離が長い可能性がある |
| ウインシュクラン | 8歳と高齢で、洋芝の消耗戦で上位争いに加わるにはタフさの証明が必要 |
→ 残存馬を中心にスコアリングへ。
過去データ・傾向が示す勝ち馬の条件
過去走データ
函館・芝1800mは洋芝でパワーとスタミナが問われ、直線が短いぶん、後方からの一発よりも好位から押し切る先行・好位差しが力を出しやすい。今回のメンバーでは、地力上位のシルトホルンや、経験豊富なショウナンマグマの立ち回りが合致する。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 求められる資質 | パワー・スタミナ・先行力 |
| 不利になりやすい脚質 | 直線一気の追い込み一辺倒 |
→ ポイント: 好位を取れてパワーのある馬が中心。追い込み馬は展開の助けが必要。
コース攻略メモ
函館・芝1800mは、一周約1626mの小回りで、最後の直線は約262mと中央場所でも最短クラス。芝は野芝に洋芝を混生させたタフな馬場で、時計がかかりやすい。
この物理特性から、瞬発力での差し比べよりも、パワーとスタミナで好位から押し切る「先行力とタフさ」が問われる。直線が短いため、後方から差すには早めの仕掛けと立ち回りの器用さが不可欠になる。
好走馬に共通するのは「洋芝をこなすパワー」と「好位で運べる先行力」だ。
→ ポイント: パワー血統で好位を取れるシルトホルンと、経験豊富なショウナンマグマは、このコースが求めるタイプに合致する。
血統コラム
| 種牡馬 | 特徴 |
|---|---|
| スクリーンヒーロー(シルトホルンの父) | グラスワンダー系のパワーで、洋芝・タフな馬場に強い |
| ザファクター(ショウナンマグマの父) | 米国型のスピードとパワー、器用な立ち回りが持ち味 |
| スワーヴリチャード(レディネスの父) | 中距離で伸びるバランス型で、成長力がある |
函館の洋芝は、パワーとスタミナに富んだ血統が信頼できる。今回は、グラスワンダー系のパワーを受け継ぐスクリーンヒーロー産駒のシルトホルンが、コース適性の面で優位に立つ。パワー型のザファクター産駒ショウナンマグマも、タフな馬場を苦にしないタイプだ。
→ ポイント: パワー・スタミナ型の血統がコース適性で優位。シルトホルンがこの傾向に最も合致する。
騎手
| 騎手 | 備考 |
|---|---|
| M.デムーロ(ショウナンマグマ) | 経験豊富で、小回りの立ち回りに定評 |
| 大野拓弥(シルトホルン) | 洋芝・ローカルでの好騎乗が多い |
→ ポイント: 立ち回りに長けた騎手を確保できた馬は、短い直線での位置取りで信頼度が上がる。
穴馬候補
レディネス(予想7番人気)
人気が落ちそうな理由: 4歳でオープンの実績はこれからの段階。実績馬に人気が集まりやすい。
それでも注目する根拠:
- 白富士ステークス(リステッド)を経験しており、上のクラスでの下地はある
- 父スワーヴリチャードの成長力で、4歳のこの時期にひと伸びする余地がある
ジュタ(予想8番人気)
人気が落ちそうな理由: 重賞・オープンでの目立った実績がなく、人気の盲点になりやすい。
それでも注目する根拠:
- 通算9戦3勝と勝率の高い4歳で、条件が合えば連対圏まで浮上する地力がある
- 鞍上に坂井瑠星騎手を配し、積極的な立ち回りで一発が期待できる
展開シナリオ
脚質予想
| 脚質 | 該当馬 |
|---|---|
| 逃げ | ストレイトトーカー |
| 先行 | シルトホルン / ショウナンマグマ |
| 差し | エエヤン / ジュタ / レディネス |
| 追込 | — |
想定ペースと展開
逃げ馬のストレイトトーカーがハナを主張すればある程度流れる可能性があるが、洋芝でペースは上がりきらないことが多い。ミドル〜ややスローで進めば、好位を取れるシルトホルンやショウナンマグマが有利。前が飛ばして厳しい流れになれば、好位で脚をためたエエヤンや差し勢に出番が回る。
直前予想に向けて
枠順確定後に最終判断を更新します。注目は、シルトホルンがすんなり好位を取れるかの隊列と、トップハンデ勢・4歳勢の最終的な仕上がりだ。
次走へ
パワーの要る函館の洋芝に、地力自慢の実力馬と伸び盛りの4歳勢が集う。シルトホルンが重賞で培った地力を、この特殊なコースで結果に変えられるか。夏の函館らしい一戦を、狙いを定めた一頭とともに見届けたい。
枠順確定後の直前予想もお楽しみに。
※ 予想は個人的見解です。馬券購入は自己責任でお願いします。