【HTB賞 2026 予想】9/6(日) 本命◎ハヤブササキチャン|登録25頭、1勝クラスを勝ったばかりの3歳5頭が古馬に挑む
HTB賞2026の予想。札幌・芝1800mの2勝クラスで、登録は25頭。1勝クラスを勝った直後の3歳が5頭そろい、定量で古馬の牡馬より最大5.0kg軽い斤量で挑みます。本命は近4走で1着・3着・1着・2着と崩れていない3歳牝馬ハヤブササキチャン。昨年は3歳が2着・4着・5着と掲示板に3頭。逃げ5頭・先行7頭の多頭数をどう読むか、展開シナリオ・穴馬候補・◎○▲△☆の印まで公開します。
札幌 芝1800mのかたち
- 最後の直線
- コーナー
- 向正面・スタンド前
- スタート(矢印は進む向き)
- ゴール
HTB賞の注目ポイント
登録25頭のうち3歳が11頭。そのうち5頭は前走で1勝クラスを勝ったばかりの昇級初戦で、定量戦なので3歳牝馬は53.0kg、古馬の牡馬は58.0kg。同じレースで5.0kgの差がつく。
HTB賞(2勝クラス)、札幌・芝1800m。定量戦で、牡馬58.0kg・牝馬56.0kg・3歳は3.0kg減。登録25頭(出走頭数は枠順確定後に確定。JRAの最大出走頭数は18頭のため、登録段階で除外の対象になる馬がいます)。
注目馬ピックアップ
ハヤブササキチャン
買い材料
- 前走の1勝クラス(芝1800m)を1番人気で1着。今回と同じ距離を先行して勝ち上がってきた
- 近4走は1着・3着・1着・2着と崩れておらず、2走前は札幌の芝1500mで3着。洋芝を経験している
不安材料
- 前走から中2週で昇級初戦。1勝クラスを勝ったばかりで、相手が一気に強くなる
グレーヌドジョワ
買い材料
- 前走の石狩特別(1勝クラス・札幌芝1800m)を4番人気で1着。当該コース・当該距離で勝ってきた
- 2走前の恵山特別(函館芝1800m)も2着で、近3走は芝1800mで1着・2着・2着。洋芝の1800mで安定している
不安材料
- 前走から中3週の昇級初戦。4走前の芝2200mでは11着と大きく負けており、勝ち負けの幅がある
ドッグウッド
買い材料
- 近4走はすべて2着以内(1着・2着・2着・2着)。うち3走が芝1800mで、前走の湯浜特別(1勝クラス・函館芝1800m)を1番人気で勝った
- 差し脚質で、多頭数のレースでも位置にこだわらず脚を溜められる
不安材料
- 前走から約7週空いての昇級初戦。函館の洋芝1800mで2着・2着・1着と連対を続けてきたぶん、ここでは人気を集めそうで、妙味は薄い
ダノンフィオーレ
買い材料
- 前走の1勝クラス(札幌芝1500m)を4番人気で1着。2走前も同じ条件で3着と、洋芝の短い距離で結果を出してきた
- 4歳牝馬で、想定は北村友騎手。前走の勝利に続く継続騎乗の形
不安材料
- 3走前の芝2000mで16着、4走前の芝1800mで17着と、1800m以上では大敗が続いている。前走から300m延びる
レースの構図 — 1勝クラスを勝ったばかりの3歳5頭と、昨年3歳が掲示板に3頭入ったHTB賞
このレースの構図は、昇級初戦の3歳5頭と、2勝クラスで足踏みしている古馬の対決だ。前走で1勝クラスを勝ってきたのはハヤブササキチャン・グレーヌドジョワ・ドッグウッド・サンセットゴールドの3歳4頭と、4歳のダノンフィオーレ。いずれも勢いに乗って上がってきた。
対する古馬は、2勝クラスで掲示板に載りながら勝ち切れない馬が中心。ロートホルンは前走のかもめ島特別(函館芝1800m)で3着、ワザモノは前走のオールスターJ第4戦(札幌芝1800m)で3着と、同じ洋芝の1800mで馬券圏内に入った古馬が2頭いる。
定量戦で3歳は同性の古馬より3.0kg軽く、3歳牝馬と古馬の牡馬なら5.0kgの差になる。昨年のHTB賞は58.0kgの5歳牡馬が勝ったが、2着・4着・5着に3歳が3頭入っており、軽い斤量の3歳が掲示板を埋めた。今年も同じ形になるのか、それが焦点です。
ローテーション分析
前走のクラス(登録25頭)
| 前走クラス | 頭数 |
|---|---|
| 2勝クラス | 17頭 |
| 1勝クラス | 5頭 |
| 地方競馬 | 2頭 |
| 未勝利 | 1頭 |
17頭がこのクラスで足踏みしており、昇級組は5頭。地方競馬から転入してくる2頭(ファーマドール・プレアレジェンド)と、未勝利から格上挑戦するポリメトリックも登録しています。
前走の距離(登録25頭)
| 前走距離 | 頭数 |
|---|---|
| 芝1800m | 12頭 |
| ダート1700m | 5頭 |
| 芝1500m | 3頭 |
| 芝2000m | 2頭 |
| 芝1600m | 1頭 |
| 芝1200m | 1頭 |
| ダート1800m | 1頭 |
同じ芝1800mからは12頭。13頭が距離か馬場を替えての臨戦で、ダートからの転戦が6頭、札幌の芝1500mから300m延ばす馬が3頭です。
傾向から見る適正
| 馬名 | 消去理由 |
|---|---|
| クリノラピダス | 近4走はすべてダートで9着・12着・13着・5着。芝の経験が近走になく、当該条件での裏づけがない |
| セイントホース | 近4走はすべてダート1700〜1800mで、芝の経験が近走にない。父ミスターメロディは芝の短距離型で、芝1800mへの血統面の裏づけも薄い |
| ファーマドール | 近4走はすべて地方競馬のダート戦で、芝の経験が近走にない。中央の芝1800mでの裏づけがない |
| プレアレジェンド | 近4走はすべて地方競馬のダート戦で8着・8着・8着・3着。芝の経験が近走になく、中央の芝1800mでの裏づけがない |
→ 残存馬21頭でスコアリングへ。
過去データ・傾向が示す勝ち馬の条件
過去走データ
昨年のHTB賞は58.0kgの5歳牡馬タイキラフターが勝ちましたが、2着に3歳のコスモアンソロジー(55.0kg)、4着・5着にも3歳が入り、掲示板5頭のうち3頭が3歳でした。3着は4歳牡馬のウインアクトゥール(58.0kg)です。
勝ち馬は古馬でも、斤量の軽い3歳が上位を固めたのが昨年の形。今年は3歳の登録が11頭とさらに多く、同じ流れになりやすい構成です。
→ ポイント: 3歳の昇級馬を軽視できない。ただし勝ち切ったのは古馬で、頭は経験のある馬という見方も残る。
コース攻略メモ
札幌の芝1800mは、1周1659.8mのコースを1周と少し走ります。スタンド前の直線、決勝線から約140m手前で発走し、最初のコーナーまでは約208m。最後の直線は269.1mと短く、コース全体に大きな起伏はありません。芝は洋芝で、時計がかかりやすい馬場です。
発走から最初のコーナーまでは約208mで、多頭数になると外枠の馬は位置を取りにくく、直線が短いぶん後方からの追込は届きにくい。前に行ける馬か、3〜4コーナーで動ける馬が有利になります。
洋芝の1800mは、前で流れに乗って粘る形が基本。多頭数なら内枠の先行馬から。
→ ポイント: ハヤブササキチャン・グレーヌドジョワ・ダノンフィオーレはいずれも前で運べる馬で、この形に合います。差しのドッグウッドは3〜4コーナーで動けるかが鍵です。
3歳11頭と古馬14頭、3.0kgの差
定量戦で、3歳は同性の古馬より3.0kg軽い設定です(3歳牡馬55.0kg・3歳牝馬53.0kg、古馬の牡馬58.0kg・牝馬56.0kg)。
| 世代 | 頭数 | 主な馬 |
|---|---|---|
| 3歳 | 11頭 | ハヤブササキチャン / グレーヌドジョワ / ドッグウッド / サンセットゴールド / ヒズマスターピース |
| 4歳以上 | 14頭 | ダノンフィオーレ / ロートホルン / トレサフィール / ワザモノ / デルマジュテーム |
3歳の11頭のうち、1勝クラスを勝った直後の4頭(ハヤブササキチャン・グレーヌドジョワ・ドッグウッド・サンセットゴールド)が勢いの面で上位。ヒズマスターピースは春に東京のマイル重賞で3着した実績がありますが、近2走は札幌の芝1500mで5着・5着と勝ち切れていません。
→ ポイント: 昨年の掲示板に3歳が3頭。斤量差と勢いの両方で、3歳の昇級馬が主力になります。
登録25頭・7頭以上が除外される
JRAの最大出走頭数は18頭なので、登録25頭のうち7頭以上が除外されます。顔ぶれは枠順確定まで固まりません。
出走しても16〜18頭の多頭数になれば、発走から最初のコーナーまでの約208mで外枠の先行馬は位置を取り切れないまま1コーナーに入ります。逃げ型5頭・先行型7頭と前に行きたい馬が多い構成で、内枠を引いた先行馬の価値が上がります。
距離替わりが13頭
芝1800mを前走で走っていない馬が13頭。札幌の芝1500mから300m延ばす3頭(ダノンフィオーレ・サンセットゴールド・ヒズマスターピース)は、いずれも前走が同じ札幌開催で、洋芝は経験済み。距離だけが問題になります。
ダートから転戦してくる6頭のうち4頭は消去対象で、残るジャルディニエとヤコブセンも近走に芝での好走がありません。芝2000mから200m短くなる2頭(デルマジュテーム・ポリメトリック)は、テンの速さへの対応が課題です。
血統コラム
| 種牡馬 | 特徴 |
|---|---|
| リアルスティール(ハヤブササキチャンの父) | 産駒はマイルから中距離で持続力を発揮。洋芝の1800mは合う条件 |
| ロードカナロア(グレーヌドジョワの父) | 短距離からマイルまで幅広く走る。1800mでも先行力で押し切る産駒がいる |
| レイデオロ(ドッグウッドの父) | 自身が東京2400mのGⅠ馬。産駒は中距離で末脚が持続する |
| サートゥルナーリア(ダノンフィオーレの父) | 産駒は芝の中距離で先行して粘る形が多い |
| キズナ(サンセットゴールド・ブルボンクイーンの父) | 中距離を中心に産駒が活躍。時計のかかる馬場も苦にしない |
札幌の洋芝1800mは、スピードの絶対値より最後まで脚を使える持続力が問われます。上位候補の父はいずれも中距離で実績を残した系統で、血統の面で大きな差はつきません。
→ ポイント: 血統の目ではハヤブササキチャンが上位。グレーヌドジョワ・ダノンフィオーレが続きます。
騎手
| 騎手 | 備考 |
|---|---|
| 吉田隼(ハヤブササキチャン) | 前走の1勝クラス勝ちでも騎乗。先行して押し切る形 |
| 北村友(ダノンフィオーレ) | 前走の札幌芝1500m勝ちから継続騎乗の想定 |
| 荻野琢(グレーヌドジョワ) | 前走の石狩特別を勝った手綱。先行型を運ぶ形 |
| 斎藤(ドッグウッド) | 前走の湯浜特別を勝った手綱。ただし同日のロートホルンにも想定されている |
→ ポイント: 想定の段階で、同じ騎手が複数の馬に想定されているケースが5組あります。確定は開催週の後半になるため、ここでは断定していません。
穴馬候補
🎯 今週の「与」 — 与デルマジュテーム。人気の盲点になりそうな一頭で、直前にオッズの妙味が残ればワイド(与-○, 与-△)で狙う。
デルマジュテーム
人気が落ちそうな理由: 前走の藻岩山特別(2勝クラス・札幌芝2000m)で6番人気7着。近4走で掲示板に載ったのは1勝クラスを勝った1回だけで、追込一手の脚質は直線269.1mの札幌で届かない形が多い。
それでも注目する根拠:
- 2走前の厚岸特別(1勝クラス・札幌芝2000m)で8番人気ながら1着。同じ札幌の洋芝で、人気薄から勝ち切った実績がある
- 前走から200m短くなる。芝2000mで後方からでは届かなかった脚が、前が速くなる1800mの多頭数なら活きる
ワザモノ
人気が落ちそうな理由: 8歳牡馬で58.0kg。近4走は3着・2着・7着・8着で勝ち切れておらず、追込脚質で直線の短い札幌では届きにくいと見られる。
それでも注目する根拠:
- 前走のオールスターJ第4戦(2勝クラス・札幌芝1800m)で5番人気3着。当該コース・当該距離で直近に馬券圏内に入っている
- 2走前の白河特別(2勝クラス・芝1800m)も4番人気2着。芝1800mで近2走とも馬券圏内と、この距離で安定している
展開シナリオ — 逃げ5頭に先行7頭、25頭が18頭に絞られても前は多い
脚質予想
| 脚質 | 該当馬 |
|---|---|
| 逃げ | トレサフィール / ヒズマスターピース / ファーマドール / ブルボンクイーン / プレアレジェンド |
| 先行 | グレーヌドジョワ / コスモスプモーニ / サンセットゴールド / ダノンフィオーレ / ハヤブササキチャン / ポリメトリック / ロートホルン |
| 差し | コッツォリーノ / ジャルディニエ / ドッグウッド / ヤコブセン |
| 追込 | エーデル / クリノラピダス / ストームサンダー / セイントホース / デルマジュテーム / バセリーナ / フナデ / レッセパッセ / ワザモノ |
想定ペースと展開
ミドルからややハイペースとみます。 逃げ型が5頭、先行型が7頭で、25頭のうち12頭が前を狙う構成です。除外で頭数が絞られても、トレサフィールとヒズマスターピースの2頭は近5走のほとんどで1コーナーを先頭か2番手で通過しており、どちらかがハナに行き、もう1頭が競りかける形になるとみています。
前が速くなれば、直線の短い札幌でも差しが届きます。近4走すべて連対のドッグウッドと、洋芝1800mで直近3着のワザモノは、そういう流れで浮上する2頭です。
一方で、ハヤブササキチャン・グレーヌドジョワ・ダノンフィオーレは逃げずに2〜5番手を取れる馬。ハナ争いを見ながら3〜4番手で息を入れられれば、53.0〜56.0kgの軽い斤量を活かして直線で一枚上の持続力を使える、とみて上位に置いています。
人気 vs データ — 市場との比較
想定オッズが未発表のため、今回は市場との比較を省略します。乖離の分析は直前予想で行います。
直前予想に向けて
枠順確定後に最終判断を更新します。注目は除外でどの馬が残るかと、逃げ型2頭(トレサフィール・ヒズマスターピース)の枠順。昇級初戦の3歳5頭は追い切りの内容も合わせて見直します。
5.0kgの差を背に、3歳牝馬が洋芝の1800mを先行する
HTB賞のドラマが始まる。1勝クラスを勝ったばかりの3歳が5頭、定量の恩恵を受けて古馬に挑む。昨年は3歳が2着・4着・5着と掲示板を埋めながら、頭は58.0kgの古馬に譲った。今年はどうか。逃げたい馬が5頭、前に行きたい馬が12頭。269.1mの直線に向くとき、先頭にいるのは軽い3歳か、それとも洋芝を知る古馬か。
枠順確定後の直前予想もお楽しみに。
※ 予想は個人的見解です。馬券購入は自己責任でお願いします。
コース札幌 芝1800mの見方直線・一周・発走地点