【菊花賞 2026 予想】10/25(日) AI予想の本命◎マジョレルブルー|3連勝の上がり馬が二冠馬に挑む
菊花賞2026の予想。過去10年の傾向では、3着以内30頭のうち18頭が神戸新聞杯かセントライト記念から。三冠に挑む二冠馬ロブチェンを相手に、3連勝中のマジョレルブルーと芝2600mを2連勝のダノンヒストリーらを比べました。
この記事の要点
- レース
- 菊花賞(GⅠ)
- 発走
- 2026年10月25日(日)京都11R
- コース
- 京都 芝3000m(右・外)
- この予想
- 事前予想(枠順確定前の印)
- 本命
- ◎マジョレルブルー
- ほかの印
- ○ダノンヒストリー▲チャリングクロス△アウダーシア☆コンジェスタス
データ菊花賞の過去10年人気・枠番
京都 芝3000m(外回り)のかたち
- 最後の直線
- コーナー
- 向正面・スタンド前
- スタート(矢印は進む向き)
- ゴール
菊花賞の注目ポイント
2019年の菊花賞を勝ったのはワールドプレミア、2020年はコントレイルでした。今年は、ワールドプレミアの子ロブチェンが皐月賞と日本ダービーを勝って三冠に挑み、コントレイルの子も3頭が登録しています。
菊花賞は、3歳の三冠の最後の一冠です。登録は21頭で、出走できるのは最大18頭。登録馬はすべて牡馬で、全馬57kgで争います。
注目馬ピックアップ
マジョレルブルー
買い材料
- 3連勝中。前走の能勢特別(2勝クラス・阪神芝2000m)を3番人気で勝ち、5月には京都芝2400mの未勝利戦と東京芝2400mの1勝クラスを続けて勝っています。
- 芝2400mは2戦2勝。京都では今回も登録しているシートゥサミットに0.2秒差をつけ、東京ではイブキを抑えて勝ちました。
不安材料
- 重賞を走るのは初めてです。過去10年、前走が2勝クラス(2018年までの1000万下を含む)だった馬は延べ41頭いて、3着以内は5頭、勝ち馬は出ていません。
ダノンヒストリー
買い材料
- 芝2600mを2戦2勝。7月の函館の1勝クラスを2.3秒差、8月の阿寒湖特別(2勝クラス・札幌芝2600m)を1.3秒差で、どちらも1番人気で勝ちました。
- 2500m以上で2勝しているのは、登録21頭の中でこの馬だけです。父エピファネイアは2013年の菊花賞の勝ち馬です。
不安材料
- 重賞は2歳の東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅡ)の1戦だけで、1番人気で7着でした。
アウダーシア
買い材料
- 前走のセントライト記念(GⅡ・中山芝2200m・稍重)で6番人気3着。上がり3ハロン34.0秒で、勝ち馬とは0.3秒差でした。
- 3月のスプリングステークス(GⅡ・中山芝1800m)を8番人気で勝利。後方から差し切り、2着のアスクエジンバラを抑えました。
不安材料
- 2400mの日本ダービーは7番人気で11着(勝ち馬と0.6秒差)。これまでに走った最も長い距離が、この2400mです。
コンジェスタス
買い材料
- 5月の京都新聞杯(GⅡ・京都芝2200m)を6番人気で勝利。新馬戦から3連勝で、京都の重賞を勝っています。
- 父コントレイルは、2020年に京都の3000mで菊花賞を勝っています。
不安材料
- 前走の神戸新聞杯は4番人気で6着。過去10年、前走6着以下から3着以内に入ったのは延べ42頭のうち2頭です。
レースの構図 — 二冠馬の三冠を、長い距離で勝ってきた馬が阻めるか
主役はロブチェンです。2歳でホープフルステークスを勝ち、今年は皐月賞と日本ダービーを制して、秋の初戦の神戸新聞杯も勝ちました。6戦5勝、GⅠは3勝です。
ロブチェンに敗れた馬の中にも、差の小さかった馬がいます。日本ダービーで0.1秒差の3着だったバステール、青葉賞を勝ってダービーでも0.1秒差の4着だったゴーイントゥスカイ、神戸新聞杯で0.0秒差の2着だったアルトラムス。前哨戦のセントライト記念は、12番人気のジャスティンシカゴが勝ちました。
もう一方の勢力は、春のクラシックを走らず、条件戦を勝ち上がってきた馬です。北海道の芝2600mを2連勝したダノンヒストリーと、3連勝中のマジョレルブルー。登録21頭に、3000mを走ったことがある馬はいません。春の頂点に立った馬か、長い距離で勝ちを重ねてきた馬か。三冠がかかった3000mで、その答えが出ます。
ローテーション分析
前走レース別好走率
| 前走レース | 好走頭数 | 好走率 |
|---|---|---|
| 神戸新聞杯 | 10頭 | 16%(延べ61頭) |
| セントライト記念 | 8頭 | 20%(延べ40頭) |
| ラジオNIKKEI賞 | 2頭 | 50%(延べ4頭) |
| 日本海ステークス | 2頭 | 50%(延べ4頭) |
| 阿賀野川特別 | 2頭 | 29%(延べ7頭) |
前走からの間隔別成績
| 間隔 | 好走頭数 | 好走率 |
|---|---|---|
| 中2〜4週 | 21頭 | 18%(延べ119頭) |
| 中5〜8週 | 6頭 | 18%(延べ34頭) |
| 中9週以上 | 3頭 | 15%(延べ20頭) |
※ 過去10年(2016〜2025年)の3着以内30頭。好走率は、その前走・間隔から臨んだ馬のうち3着以内に入った割合で、かっこ内は延べの頭数です。前走レースは3着以内が2頭以上いたものだけを並べています。中0〜1週で臨んだ馬は延べ6頭で、3着以内はいませんでした。2021年と2022年は阪神の芝3000mで行われています。
→ ポイント: 今年の登録馬で、好走率がいちばん高い前走に当たるのはチャリングクロス(前走日本海ステークス・中7週)。ただ、日本海ステークスから3着以内に来た2頭(2023年1着のドゥレッツァ・2024年2着のヘデントール)はそこを勝っていて、チャリングクロスは7着でした。セントライト記念組はアウダーシア(前走セントライト記念・中5週)/アスクエジンバラ(前走セントライト記念・中5週)/ジャスティンシカゴ(前走セントライト記念・中5週)など7頭、神戸新聞杯組はロブチェン(前走神戸新聞杯・中4週)など6頭です。間隔は中2〜4週と中5〜8週がどちらも18%で、差がついていません。
前走が2勝クラス(2018年までの1000万下を含む)で、3着以内に来た5頭は、5頭とも前走を勝っていました。今年の2勝クラス組、マジョレルブルー・ダノンヒストリー・キンググローリーの3頭も、前走を勝っています。
過去データ・傾向が示す勝ち馬の条件
過去走データ
過去10年の勝ち馬は、すべて7番人気以内でした。一方、3着以内には10番人気以下の馬も延べ4頭入っています。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 1番人気 | 10頭中4勝、3着以内6頭 |
| 2番人気 | 10頭中2勝、3着以内5頭 |
| 4番人気 | 10頭中2勝、3着以内5頭 |
| 10番人気以下 | 3着以内は延べ4頭(勝ち馬はなし) |
| 前走1着 | 延べ69頭で3着以内14頭 |
| 前走2〜3着 | 延べ45頭で3着以内13頭 |
| 前走4着以下 | 延べ65頭で3着以内3頭 |
→ ポイント: 勝ち馬は上位の人気から出ていますが、3着には人気薄も届きます。3着以内30頭のうち27頭は、前走で3着以内でした。
2周目の4コーナーの位置
| 年 | 1着 | 2着 | 3着 |
|---|---|---|---|
| 2025年 | エネルジコ(1番人気・4番手) | エリキング(2番人気・8番手) | エキサイトバイオ(13番人気・1番手) |
| 2024年 | アーバンシック(2番人気・3番手) | ヘデントール(4番人気・5番手) | アドマイヤテラ(7番人気・1番手) |
| 2023年 | ドゥレッツァ(4番人気・2番手) | タスティエーラ(2番人気・8番手) | ソールオリエンス(1番人気・8番手) |
※ かっこ内は人気と、2周目の4コーナーを回った位置です。
→ ポイント: 京都で行われた8回(2016〜2020年・2023〜2025年)の勝ち馬は、いずれも2周目の4コーナーを7番手以内で回っています。直近2年は、そこを先頭で回った7番人気と13番人気の馬が3着に残りました。
コース攻略メモ
京都の芝3000mは外回りを使い、向正面から発走してコーナーを6つ回ります。3コーナーの丘を2回越え、最後の直線は403.7mです。
JRA公式は、1周目の坂の下りで勢いがつくところから、歓声の大きいスタンド前にかけて、折り合いを乱さずにスタミナを温存できるかが重要だと紹介しています。前で脚をためられる馬か、長く脚を使える差し馬が合う舞台とみます。
1周目の下りで我慢し、2周目の4コーナーは7番手まで。
→ ポイント: 3連勝をいずれも4コーナー3番手から決めたマジョレルブルーと、2600mを3〜4コーナーで先頭に立って勝ってきたダノンヒストリーは、この形で運べます。
血統コラム
| 種牡馬 | 特徴 |
|---|---|
| コントレイル(マジョレルブルー・コンジェスタス・ゴーイントゥスカイの父) | 2020年の菊花賞の勝ち馬。京都の3000mで三冠を決めた |
| ワールドプレミア(ロブチェンの父) | 2019年の菊花賞の勝ち馬 |
| エピファネイア(ダノンヒストリー・ミッキーファルコンの父) | 2013年の菊花賞の勝ち馬 |
登録21頭のうち10頭は、父が菊花賞を勝っています。表の3頭の種牡馬に加え、2015年の勝ち馬キタサンブラックの産駒が、エムズビギン・バステール・チャリングクロス・ナリタエスペランサの4頭です。注目馬では、父がキズナのアウダーシアを除く3頭がここに入ります。
→ ポイント: 父が同じ3000mのGⅠを勝っているのは、注目馬ではマジョレルブルー・コンジェスタス(父コントレイル)とダノンヒストリー(父エピファネイア)です。
騎手
| 騎手 | 備考 |
|---|---|
| ルメール(ダノンヒストリーに想定) | このレースを過去10年で5勝(2016年・2018年・2023〜2025年)。前走は佐々木大輔騎手で、乗り替わりの想定 |
| 戸崎圭太(マジョレルブルーに想定) | 1勝クラスと能勢特別を続けて勝たせた。このレースでは2024年にヘデントールで2着 |
| 津村明秀(アウダーシアに想定) | スプリングステークスを勝たせ、前走のセントライト記念でも騎乗 |
| 西村淳也(コンジェスタスに想定) | 2戦目から4戦続けて騎乗し、京都新聞杯を勝たせた |
| 松山弘平(ロブチェンに想定) | デビューから6戦すべてで騎乗 |
→ ポイント: ルメール騎手は2023年から3年続けてこのレースを勝っています。ダノンヒストリーのこれまでの4戦にルメール騎手は乗っておらず、想定どおりなら初めての騎乗です。
※ 想定の段階では、ルメール騎手は同じ25日の東京11Rに、津村騎手は新潟11Rと東京11Rにも名前があります。戸崎騎手は京都10R、西村淳也騎手は京都12Rにも想定されています。誰が乗るかは、出走馬が確定した段階で確かめます。
穴馬候補
🎯 今週の「与」 — 与シートゥサミット。9戦して勝ったのは未勝利戦の1回だけで人気を集めにくいが、前走の神戸新聞杯で11番人気3着、芝2400mは4戦すべて3着以内と長い距離で崩れていない一頭で、直前にオッズの妙味が残ればワイド(与-○, 与-▲)で狙う。
シートゥサミット
人気が落ちそうな理由: 9戦して勝ったのは5月の未勝利戦の1回だけです。6月の1勝クラスは2着で、前走の神戸新聞杯も11番人気でした。
それでも注目する根拠:
- 前走の神戸新聞杯(GⅡ・阪神芝2400m)で11番人気3着。後方から3コーナーで先頭に立ち、勝ったロブチェンとは0.1秒差でした。
- 芝2400mは4戦して1着1回・2着2回・3着1回。京都の芝2400mの未勝利戦2戦は、どちらも3コーナーで先頭に立って1着と2着でした。
アスクエジンバラ
人気が落ちそうな理由: 重賞は7戦して勝ちがなく、前走のセントライト記念も3番人気で4着。日本ダービーは10着でした。
それでも注目する根拠:
- 2歳の京都2歳ステークス(GⅢ・京都芝2000m)で10番人気2着。続くホープフルステークス(GⅠ)でも9番人気で3着に入りました。
- 皐月賞は12番人気で4着(勝ち馬と0.3秒差)。前走のセントライト記念は3コーナーで先頭に立ち、勝ち馬と0.3秒差の4着に粘っています。
展開シナリオ — 逃げ候補は2頭、流れは平均
脚質予想
| 脚質 | 該当馬 |
|---|---|
| 逃げ | ナリタエスペランサ / ジャスティンシカゴ |
| 先行 | マジョレルブルー / ダノンヒストリー / ロブチェン / コンジェスタス / キンググローリー / アスクエジンバラ |
| 差し | アウダーシア / エムズビギン / アルトラムス / チャリングクロス / ショウナンハヤナミ / ラージアンサンブル / ショウナンガルフ |
| 追込 | バステール / ゴーイントゥスカイ / シートゥサミット / ミッキーファルコン / サノノグレーター / イブキ |
想定ペースと展開
逃げ候補はナリタエスペランサとジャスティンシカゴの2頭です。ナリタエスペランサは6月の帆柱山特別(小倉芝2600m)を逃げ切り、ジャスティンシカゴも6月の1勝クラスを逃げ切りました。前走の九十九里特別(中山芝2500m)を逃げ切ったキンググローリーも前に行きます。逃げたい馬はいても数は多くなく、流れは平均とみています。
平均の流れなら、中団より前で運べる馬が有利です。過去データの節で見たとおり、京都の勝ち馬は2周目の4コーナーで前めにいました。マジョレルブルーとダノンヒストリーに加え、皐月賞を逃げ切ったロブチェンも、この形で運べる馬です。
1周目の下りで前の馬が引っ掛かり、2周目の3コーナーの丘から早めに動く形になれば、後ろから長く脚を使う馬の出番です。後方から3コーナーで先頭に立つシートゥサミットや、スプリングステークスを後方から差し切ったアウダーシアが浮上します。
距離替わり組の評価
登録21頭すべてが、前走から400m以上距離を延ばします。
| 前走の距離 | 該当馬 |
|---|---|
| 2600m(400m延長) | ダノンヒストリー / ミッキーファルコン |
| 2500m(500m延長) | キンググローリー |
| 2400m(600m延長) | ロブチェン / アルトラムス / エムズビギン / コンジェスタス / ショウナンハヤナミ / シートゥサミット / イブキ |
| 2200m(800m延長) | アウダーシア / アスクエジンバラ / ゴーイントゥスカイ / サノノグレーター / ジャスティンシカゴ / バステール / ラージアンサンブル / チャリングクロス / ナリタエスペランサ |
| 2000m(1000m延長) | マジョレルブルー |
| 1600m(1400m延長) | ショウナンガルフ |
2500m以上を走ったことがあるのは、ダノンヒストリー・キンググローリー・ナリタエスペランサ・ミッキーファルコンの4頭で、4頭とも2500m以上で勝っています。勝ち方は分かれていて、キンググローリーとナリタエスペランサは逃げ切り、ダノンヒストリーは3〜4コーナーで先頭に立ち、ミッキーファルコンは後方から4コーナー5番手まで押し上げて勝ちました。
1000mの延長になるマジョレルブルーも、2400mは2戦2勝です。2200mのセントライト記念から来る7頭のうち、2400mで3着以内があるのはバステール(日本ダービー3着)とゴーイントゥスカイ(青葉賞1着)。
直前予想に向けて
- ダノンヒストリーとアウダーシアの確定騎手。想定のルメール騎手と津村騎手は、同じ日のほかの場の11Rにも名前があります。
- 逃げ候補の出走と枠。ナリタエスペランサ・ジャスティンシカゴ・キンググローリーのうち何頭が出走し、どの枠に入るかで、流れの速さが変わります。
- 雨で馬場が渋ったとき。稍重のセントライト記念で1着と3着だったジャスティンシカゴとアウダーシアは、渋った馬場を経験しています。マジョレルブルーとダノンヒストリーは、これまで良馬場しか走っていません。
父が三冠を決めた3000mで、4連勝を懸けて
マジョレルブルーは5月の未勝利戦から3つ続けて勝ち、初めての重賞がこの菊花賞です。父コントレイルが三冠を決めたのは、2020年の京都の3000m。同じ舞台で二冠馬ロブチェンを破れば、未勝利戦を勝ってから半年足らずで、父と同じGⅠの頂点に立ちます。
※ 予想は個人的見解です。馬券購入は自己責任でお願いします。
データ菊花賞の過去10年のデータ人気・枠番
コース京都 芝3000m(外回り)の見方直線・一周・発走地点